長野県の34歳、ももこ(仮名)です。旦那と小学生の子供、両親と同居しています。週5日パート勤めをしています。

私はどこにでもいるただの主婦です。ただ、私には家族にも言っていない多額の借金があります。

借金地獄の始まりは6年前。身内の結婚式でお金が必要になり、アイフルで30万円借りました。家族に悪いと思いましたが、すぐに返せばいいだろう。とドキドキしながら、誰にも見られないよう家から離れた無人契約機に向かいました。

契約は思っていたより簡単であっという間に借りられました。正直この時の私は、借りてしまった罪悪感よりも、借りられた達成感でいっぱいでした。客観的に考えたら、絶対ダメですよね?

しばらく返済をしていると、アイフルから増枠の知らせが!30万から70万枠を増やしてもらえる事に。その時の私も、本当にバカでした。いいえ、大バカ者でした。何だかお金持ちになった気分になり、夕飯のおかずを少しいいおかずにしたり、子供の服を買ったり、子供の誕生日に遊園地に行ったり。気が付いたら枠一杯まで借りていました。

その後は、生活費がきつくなると借りては返しての繰り返し。全く残金が減らない状態になりました。

1年後…今度は車の車検になり、生活費がカツカツの大ピンチに。同じく無人契約機に向かい、レイクで30万円借りました。結局2台分の車検でほぼ限度額まで借りてしまいました。

その後、大きな出費がある度に他の会社でキャッシング。気が付いたら、4社から150万円借りている状態に。

その時借りたのは、プロミスから10万円、ベルーナノーティスから20万円です。プロミスとベルーナは、スマートフォンから簡単に申し込めるという広告を見て申し込みました。

ここまで多く借り入れ額があるとやはり審査も通りにくく、この2社で通るまで、多分10社以上に申し込みをしました。ようやく貸してもらえたのが、この2社です。よくまあこんなパートの主婦に貸してくれたと思いますが、勤続年数が長いのと、今まで延滞がなかったからだと思います。

こうなったらもう、借金返済の為に働いているようなものです。自業自得ですが、自分の駄目さに落ち込む日々を送っていました。何より一番辛かったのは、家族にも内緒にしていた為、生活水準を変えられなかったこと。そして、毎日必死で働いてきてくれている旦那さんに対しての罪悪感です。

いっそのこと、私の保険金で…なんて事も考えました。

まとめ

キャッシングは、上手に付き合えればとても便利なサービスだと思います。

ただ、一度借りてしまうといつでも困れば直ぐに引き出せるので、何だか自分のお金であると錯覚してしまい、こんな事態になってしまいました。

私は家族のために、もう借りることは無いと思います。本当に高い人生の授業料を払ったと思って、これからは、足りない分は、必死に働きます。