私は北海道在住、34才の独身、小さい販売会社を細々数人で経営している男です。
地元を離れて、独り暮らしなのもあり、不節制がたたり体調はすぐれません。これといった趣味もなく、今まで仕事ばかりやってきましたが業績があまり良くなく、自分の生活費を捻出するためにキャッシングローンを利用しました。最初借りるときは、抵抗がありました。キャッシング用のカード自体は何枚か作って、借りてはいませんでした。
というのも、会社を始める際に会社の立ち上げを協力してもらった同級生の社長が何があるかわからないし、会社のキャッシュフローがいきなり悪化することもあるだろうから、キャッシングできるカードを何枚か作っておいた方がいいと言われ作ったからです。それなので、持ってはいるけど、使ってない状況がしばらく続いていました。
なんなら使う気もなかったので、危機に陥った際もキャッシングできるカードを持っていることを完全にわすれていたからです。
ほんとに使うときはいきなりやって来て、そのカードの存在を思い出したときに、カードを作ることを薦めてくれた社長の経験値とアドバイスに感謝したのを覚えています。 借りてしまえば罪悪感や背徳感は一気に薄れ、借りては返して、借りては返してを繰り返す日々になっています。
やはり、金利は高くなかなかに両肩にのしかかってきます。何か大きめの契約が決まるとそのうちの一部で返すということの繰り返しになっています。大きな契約を連続で何本か決めて、資金難を大きく脱するか、もしくはこのままずるずる借り続ける生活のままか今瀬戸際で踏ん張っている状況です。
一回きちんと返したらおそらく借りることはなくなります。そのくらい金利地獄を味わい、みんなこうやって返済から足を洗えなくなるんだと実感しているからです。
ただ、カードはそのまま保持していると思うのも事実です。
経営していると前回のようなアクシデントは考えられるし、あのとき助かった経験から捨てられないです。